【発売:2009年2月】
愛し合う若い二人が死に場所をもとめて阿蘇・耶馬渓を彷徨い歩いた末に見つけたのは…。 青春の甘美な哀しみの庭に流れる不安感をとらえた「青春の彷徨」のほか・・・ |
【発売:2009年1月】
数百人の声を聞き分けられるベテランの電話交換手がある夜、偶然に強盗殺人犯の声を聞いてしまう。月日は流れ、結婚して職をはなれた彼女の耳にあの声が……。 ・・・ |
【発売:2008年12月】
役員昇格を目前に控えた営業部長が、謎の服毒死を遂げた。 青酸加里は、狭心症の見本薬に、どういう方法で仕込まれたのか。社内の親友が容疑者として浮かぶが、・・・ |
【発売:2008年11月】
清張ミステリーの出発点となった不朽の名作「張込み」をはじめ「腹中の敵」「菊枕」「断碑」「石の骨」「父系の指」「五十四万石の嘘」「佐渡流人行」を収録。・・・ |
【発売:2008年10月】
銀座にある「奥野画廊」に絵を持ち込んだ青年。 売れるはずもない出来の絵だったが、なぜか、その絵に関心を持った画廊の主は、次々と青年の作品を買っていく…・・・ |
【発売:2005年12月】
昭和32年当時に斬新で、 空前の推理小説ブームを巻き起こした「点と線」。 現在でも松本清張の最高傑作と賞されている。 「たった4分間の空白。」に何が起・・・ |
【発売:2005年12月】
「週刊朝日」連載で百万読者を魅了した連作推理小説。(第一集)遭難、坂道の家。(第二集)紐、天城越え、証言、寒流。(第三集)凶器、濁った陽、草。 推理小・・・ |
【発売:2005年8月】
江戸川乱歩と松本清張。日本ミステリー界の二大巨頭が編者を務めた伝説的な名著を約半世紀ぶりに復刊。 推理小説好きの読者にむけて、書き方の作法を多角的な観・・・ |
【発売:2003年5月】
自身の行商の体験を描いた推理小説の表題作のほか、部分の無気味さに血のつながりの醜悪をつないだ「部分」、「小さな旅館」「鴉」など8編を収める。65年初版・・・ |
【発売:2003年4月】
「空白の意匠」は、地方小新聞社の悲哀を描いて、かつて新聞社の広告部に籍を置いたことのある著者の実感のこもった力作である。 第十巻には、このほか「潜在光・・・ |
【発売:2003年3月】
法医学と人間心理の“誤差”にからんで、真犯人を追及するとともに、男女の微妙な愛の心理を描いた表題作ほか「装飾評伝」「氷雨」「紙の牙」「発作」「真贋の森・・・ |
【発売:2003年2月】
推理小説に新生面をひらいた傑作「カルネアデスの舟板」「一年半まて」「恐喝者」、女性の苦しい愛を描いた表題作ほか、「左の腕」「いびき」「写楽」「秀頼走路・・・ |
【発売:2003年1月】
本巻は、追いつめられて、わが子をわが手で殺そうとする父親の、恐ろしく、哀れな姿を追求する力作「鬼畜」。 著者が“小栗虫太郎ばり”という「なぜ『星図』が・・・ |
【発売:2002年12月】
「青春の彷徨」では、愛しあう若い二人が“死場所”をもとめて北九州の阿蘇、耶馬渓をさまよい歩く…。 青春の甘美な哀しみの底に流れる不安感を、著者はおだや・・・ |
【発売:2002年11月】
私たちも、いつどこで出会うかもしれぬ恐怖! 日本中が震えたサスペンス「声」をはじめ「顔」「恋情」「栄落不測」「尊厳」「陰謀将軍」を収録。没後10年記念・・・ |
【発売:2002年10月】
本書には昭和三十一年以降の作品を収めた。 このころから、「殺意」、「白い闇」など、推理小説の分野に力作がつぎつぎと生まれている。「殺意」は著者がはっき・・・ |
【発売:2002年9月】
松本清張没後10年記念企画の短編全集復刻新版。 第3巻は、平凡な幸福を一瞬の情熱に賭けようとして果たし得なかった女性の内面を、特殊な状況を借りて描く「・・・ |
【発売:2002年8月】
昭和28年から30年にかけて発表された作品を収録。 歴史小説のほか、美術界へのアプローチとしては最初期のものである「青の断層」、自身の戦争体験をベース・・・ |
【発売:2002年8月】
松本清張のデビュー作や芥川賞受賞作など、最初期の作品を中心に収録。 その後に発表された歴史小説とはやや趣を異にする歴史を扱った作品や、九州を舞台にした・・・ |
【発売:2002年1月】
ふたたび入牢した源次は、恋仲のお蝶が入水自殺したと知り、破牢。お蝶の復讐を誓い、素姓を隠して悪人一味の本拠へ。疑惑の色濃い、大山詣りの一行に加わる源次・・・ |
【発売:2002年1月】
悪徳岡っ引・梅三郎の罠にかかって、“破牢”の重罪を負った甲州無宿の源次。逃れて、ある錺師の家の下働きとなるが、娘のお蝶と深い仲となり出奔。源次を匿い、・・・ |
【発売:2001年4月】
俳句が推理小説とこれほどまで通じ合うとは!―俳人にして書評家・編集者の斎藤慎爾が、俳句をテーマに据えたミステリー短編から一二編を厳選。松本清張、五木寛・・・ |
【発売:1960年7月】
福岡市の岩だらけの海岸で寄り添い会う死体が見つかった。 死んでいたのは、汚職事件渦中にある役人と料亭の女中。青酸カリ入りのジュース瓶がのこされ、警察で・・・ |
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